横浜アロマセラピー 自律神経を整えるアロマと生活

2020/12/19

みなさまこんにちは 

 

横浜アロマセラピースクール「スタジオセルボ」です。

 

ここ数日急に寒くなりましたが、体調管理は大丈夫ですか? 

 

空気の乾燥と共にコロナウィルスの感染者数も急激に上昇し、

コロナ不安と経済不安のダブル不安の中、あわただしい年末を迎えることになってしまいました。

 

 

こんな時に自分の小さな体調の変化に気が付くことはとても難しいのですが、

身体の声無き声に意識して耳を傾けることを習慣にすることをお勧めします。 

毎日同じ時間、1日に数分で構いません。 

 

私は朝目覚めた時の身体の感覚と、

起き上がって活動モードにスムーズに入れるかなどで体調

を確認しています。

 

 

ハーバート大医学部心身研究所所長は、

「医者が技術や薬品で病気を治せるのは人間の病気のせいぜい1/4で、残りの3/4は自己治癒力だ」

といっています。

 

 

病気を治すには自己治癒力が重要なのですが、

その自己治癒力を左右するのが、主に自律神経と免疫です。

 

また、多くの心身の不調は

ストレスの蓄積から生じるといわれていますが、

ストレスへの抵抗力をつけるためには、恒常性を維持する

自律神経を整えることが重要です。

 

 

今回は自律神経について少し触れてみます。

 

<目次>

1)自律神経と葉

2)自律神経の理想形

3)自律神経調整に役立つアロマセラピーを知る

4)自律神経のバランスを保つ生活習慣

5)自律神経のバランスを保つ食事

 

 

1) 自律神経とは

ご存じのとおり、自律神経には交感神経と副交感神経があり、意志に関係なく、無意識のうちに自動的に身体を調整する働きがあります。 

 


循環器・呼吸器・消化器などの活動を調整するために24時間働き続けてています。


胃腸を動かしたり、血流を整えたり、体温を保ったり、エネルギーを作りだしたり・・・


生命の維持に関わるあらゆる機関の働きをコントロールする重要な神経です。

 

<交感神経>  

昼間の神経で日中ピーク 活動している時や緊張、興奮時に優位になる       

ノルアドレナリンやアドレナリンを放出  

闘争と逃走の神経 


<副交感神経> 

夜の神経で夜がピーク   休息時やリラックスしている時、睡眠時に優位になる   

アセチルコリンが分泌    身体が休息モードに

 

 

2) 自律神経の理想形

交感神経と副交感神経は、両方が同様に高いレベルで働き、

活動時は交感神経が、リラックス状態では副交感神経が

やや優位が理想。


偏ってしまった状態が続くと、心身も不安定になる。

 

<交感神経過剰> → 顆粒球が増える 

→ 自分の身体を攻撃し、組織を破壊し、戦いで活性酸素を発生


癌 動脈硬化 脳卒中 心臓病 糖尿病 痛風 リウマチ 胃潰瘍 アルツハイマー 頭痛 冷え 不眠を誘発


また、ストレスから慢性の交感神経優位 →アドレナリンが出っ放し → 必要な時に出ない → 鬱症状に

 

<副交感神経過剰> → 常にブレーキを踏んでいる状態

→ やる気減退 全身倦怠感、日中眠気 抑うつ感 頭回転鈍く、集中力散漫など引き起こす


また、リンパ球が増える → 免疫力という面では向上するが、免疫過剰は抗原に過敏反応

→ アレルギー疾患、リュウマチ性疾患、癌、痛み・痒み増強(神経過敏に)


また、常に血管が広がっている状態であるため、

逆に血行が滞り低体温状態を作り出して、

冷え、低血圧症、偏頭痛などが生じやすい。

 

 

3) 自律神経調整に役立つアロマセラピーを知る

香りは他の五感と異なり、

本能と情動(喜怒哀楽)を司る大脳辺縁系をストレートに刺激するため、

近くに位置する自律神経を司る視床下部にも香りの影響が出やすい。 

 

 

① 交感神経を活性に擦る精油    

ローズマリー ペパーミント ティーツリー ユーカリ・グロブルス ジュニパー ブラックペッパー  グレープフルーツ 
                       

朝の目覚め  スポーツ前  仕事や勉強の時に   

脊柱両側に塗布  朝シャワーの時に床に数滴垂らす  手浴などで

 


② 副交感神経を活性に擦る精油  

ラベンダー マージョラム カモミール・ローマン クラリセージ ネロリ サンダルウッド    

過緊張  寝つきが悪い  高血圧に       

首 仙骨の塗布 オイルトリートメント 沐浴 足浴で

 


③ 神経バランス調整擦る精油    

ゼラニウム  ベルガモット  フランキンセンス

 


 
4) 自律神経のバランスを保つ生活

① 腸内環境を整える  

自律神経を整えるセロトニンは腸内細菌により腸で95%作られる


② 朝食を取る      

・起床時間が定まり、交感神経切り替えスイッチになる

 
 朝食は起床後1~2時間後が望ましい


③ 夜更かしをしない   

毎日同じリズムで質の高い睡眠がとれるようにする 

心地良い目覚めが大切

 


④ 休息をとる       

休息をとることで副交感神経活発に 

 
長期のストレスは、交感神経優位からアドレナリン、副腎皮質からストレスホルモンが分泌され続け、生活習慣病を誘発 
                

無理をせず、速度を落とすこと。 

何もしない時間を持ったり、

ストレス緩和には、動物本能として五感を楽しませることも良い。

食事療法、スポーツ、音楽、アロマセラピー、マッサージなど。

 

 

⑤ 自然界に触れる   

森林浴や海などでマイナスイオンを取り入れる  

季節の花を生けるなど ナチュラルな生活リズムを

 

⑥ 適度な運動     

・有酸素運動はリラックス・リフレッシュすることで

 自律神経のバランスを整える 
                

 なるべく歩くこと  歩ける区間を探しましょう  

 歩く時はいつもより少し早めに、姿勢を良くして

 

・ ストレッチ運動(ヨガや太極拳など)は副交感神経の

 働きを活発にします

 

 

⑦ 深い呼吸をとる    

ゆっくり長い呼吸は 副交感神経が働きます  

鼻から深く息を吸い込む 下腹が膨らむように意識 

吐く時は2倍時間を掛けて

 

 

⓼ 交感神経の過緊張を取るには 急激な刺激を与えると良い  

(熱いおしぼり 足湯 アロマの香り 熱いシャワー  指先の腹のタッピングなど)

 

 

5)自律神経を整える食事
① 糖質制限  

低血糖 → 血糖を上げる為に脳内ホルモン多量分泌

    → 自律神経の乱れ

(就寝中乱れ易い 歯ぎしり 中途覚醒 悪夢 体硬直)


甘いものを時々食べて血糖のバランスをとっている人は 自律神経が乱れ始めている可能性があります。   
           
糖質量を半分にすることから目指してみましょう。 

「GI値低いものから食べる」 

糖質制限を2週間続けることで血糖値は安定

 


② タンパク質・ビタミン・ミネラルをしっかりとる 

 
・現代は異常気象やストレス過多で、ホメオスタシスを維持するために多くのビタミン・ミネラルが使われる


・ 自律神経を安定させるには 血糖の影響が少ない、肉、魚、卵、豆類のタンパク質や脂質を中心に取ると良い


・ 動物性たんぱく質は、神経伝達物質を作るにも必要なVB ヘム鉄 亜鉛も採れる
 


③ 腸を整える食事をとる  


食物繊維は葉物野菜やナッツ、海藻を。  

発酵食品も自律神経を整える働きがある。


食物繊維や、適量のすっぱい食べ物(レモン、酢、しそ、梅干し、わさび)などは副交感神経を活性にする

 

④ 水分を採る    

 消化器を刺激するので自律神経を整える 

 
 体を温めるものをとると良い

(生姜湯 黒豆茶 紅茶 ウーロン茶 赤ワイン )


カフェイン飲料(紅茶 緑茶 エナジードリンクも)は控えめでホットで飲むようにする。 

 


⑤ 食事は分けて食べる  

自律神経が乱れている人は同量を5~6回に分けて食べる   

少しを回数多く取る食べ方は長寿生活にもつながる

 
朝食は繊維質で腸を刺激   

昼食は自律神経が乱れやすい時間帯 糖質を控えて 

夕食は朝までの絶食時間が長いので ケトン体を作り易い脂質を多めに摂取。

  

⑥ 旬の食材の選択


自然界や日内リズムに沿った生活は、最も心身のストレスを回避する。  

季節を感じることも食を楽しむことの一つ。 

食卓に季節の花を添えてみても良いでしょう。

 

 

日々の生活で自律神経を整える方法は沢山あります。

日常のちょっとした配慮が、知らず知らずのうちに自然治癒力を上げ、病気にかかりにくい心身を作ってくれます。

 


興味があることはいくつありましたか? 

 

私もできそうと思ったことはいくつありましたか?

 


多くの人が元気でベストパフォーマンスで新年を迎えられることを願っています。

 

そして、コロナが1日も早く鎮静化することを心から願っています。

 

 


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